日比野庵 離れ

ウェブリブログから引っ越し中です。

1.都市化と日本人の美意識  日本人の美意識の中にある、あるがままが美しいという感覚が現代都市と両立するかどうかについて考えてみたい。 西欧の美の源流としてギリシャまで遡れば、存在そのものに美を内包するという立場と、存在を認識…

自由と繁栄の環

1.自由と繁栄の環  麻生外相が提唱している「自由と繁栄の弧」戦略。いままでの外務省になかった国家戦略の宣言。この「自由と繁栄の弧」戦略だけど、時間を少しさかのぼると面白い構図がみえる。 自由主義・資本主義的な考えがヨーロッ…
1.ネット時代の選挙 ネットの世界で最も価値のあるとされるもの、真実と暴露と高い見識。 普段表に出ない・出せないものが、ここでは価値あるものになる。だから、ネットの世界での選挙活動は、政策そのものが吟味される。選挙広報なんかに…

テレビと民意

1.番組がCMで、CMが番組で。   テレビ局には自浄作用・市場原理が働いていないというとき、顧客が視聴者を指す場合のみ正しい。生産者と顧客の関係を売買契約で考えるとこの定義は間違っている。お金を払ってくれるのはスポンサー。スポンサーが顧客。 …

縁起のレイヤー

1.縁起の織物 場理論というのが注目されている。レヴィンによって提唱された、ある対象を「物体」というよりはむしろ「場所」として捉えることを前提とする理論のこと。集団で考えれば、「部分としての個人の変化が、全体としての集団に及ぶと同時に、集団の変化が個人に及ぶ」という力動的な考えを指す。 …

穢れと禊

1.日本人を縛る穢れの思想 自殺者が年間3万人を超えるという。ちょっとした戦争状態に等しい。自殺の原因は様々だけど、日本人特有の諦めの良さも結構関係していると思う。外国人は日本人と比べてずっと諦めが悪い。特に中国人は諦めないらしい。 日本人はいさぎよさを重視する。窮地においてじたばた…

慰安婦決議と赦す力

1.罪の意識 慰安婦決議案が米下院外交委で可決された。ただマイク・ホンダ議員の案から修正され、「日米同盟がアジア太平洋地域に占める重要性の確認」や「日本の首相がこの問題で公式謝罪すれば、これまで繰り返された日本側の声明と誠実さへの疑問を解く助けとなる」-などが盛り込まれた。  …

日本人の美意識

1.日本人の美意識 「僕もたまに外国のひとと碁を打ったり、将棋を指したりする機会がある。そのやってみた感じでは、どうも外国人は部分観で損をしても、総合力を出す力を持っているように思う。同じくらいの技量の日本人だと、部分部分にすばらしい力を出すことはあっても、調和観で負けている。いいかえれば、外国人のう…
1.六道と国の輪廻 仏教思想に六道輪廻というものがある。この世に生を受けた迷いのある生命は死後、生前の罪により、地獄道(じごくどう)、餓鬼道(がきどう)、畜生道(ちくしょうどう)、修羅道(しゅらどう)、人間道(にんげんどう)、天道(てんどう)の六つの世界のいずれかに転生し、これら六道で生死を繰り…

布施の商品

1.顧客満足 消費者の購買行動が変化しているという。必需品から欲しいと感じる物へと購買対象が変化していると言われている。自分の感性で買うものを決めるマイルール派もいれば、有名人が買ってるから自分もというアヤカリ派もいるみたい。どちらにせよ単に機能だけが求められた時代から、商品の価値にプラスして付…

知の性能

1.知の価値 ネットも光通信になってから、伝送速度が飛躍的に向上した。ブロードバンドが情報の高速道路だとすると、サーバやハブはサービスエリアやインターチェンジ、料金所なんかのインフラ。走る車は、ネット内の情報。車の種類や性能はいろいろあるはずだけど、どれがどれくらいの性能かなんて分からない。 …

師弟教育制度

1.師弟教育制度 日本の医療はスクリーニング制度、国民皆保険制度によって安く見てもらえる。なんども篩にかけることによって本当に高度な治療が必要な人を抽出できる。企業でも同じ。毎年勤務査定・昇進をすることで、優秀な人材を抽出する。 学校の試験は大分甘い。期末テストの成績が悪いからといて留年になるケースは稀。どちらかとい…

コストマイナス社会

1.価値の詰め込み方 製品は固有の機能を持つけれど、どんな機能を持っているかで価値が決まっている。だから製品は「価値を詰め込んだもの」と定義することができる。日本の製品はひとつの製品にいろんな機能をつける多機能型。無理にでも多機能にして差別化を図る。テレビデオとか、パソコンでテレビが見れるとか、2つの価値をひとつの製品に詰…

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